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欧州市場サマリー(6日)

11月7日(土)5時12分配信 ロイター

     1350GMT       5日
ユーロ/ドル   1.4832      1.4880
ドル/円    90.180      90.740
ユーロ/円   133.72      135.02
               6日終値     前営業日終値
株 FT100 5142.72(+17.08)  5125.64
  クセトラDAX     5488.25(+ 7.33) 5480.92
金 現物午後値決め 1096.75 1089.00
             先物    現物利回り
3カ月物ユーロ(12月限)  99.280 (+0.025)  0.406(0.400)
独連邦債2年物 1.296(1.319)
独連邦債10年物(12月限) 120.78 (‐0.23) 3.377(3.345)
独連邦債30年物   4.143(4.108)
 <為替> ドルと円が上昇。10月雇用統計が投資家の失望を誘い、両通貨に逃避的な買いが入ったという。非農業部門雇用者数は19万人減、失業率は10.2%で26年半ぶりの水準に悪化した。
 <株式> ロンドン株式市場は3日続伸。さえない米雇用統計を受けていったん下落したものの、売られ過ぎたの見方から買い戻された。銀行・鉱山株が上げを主導した。
 FT100種総合株価指数は週間ベースでは2%上昇し、1カ月ぶり好成績となった。
 10月の米雇用統計は失業率が10.2%と26年半ぶりの水準に上昇したほか、非農業部門雇用者数は19万人減少した。
 CMCマーケッツの株式部門主任ジミー・イエーツ氏は「(雇用統計を受けた)当初の売りは行き過ぎだった。トレーダーの大部分は2けた台の失業率を織り込み済みで、失業率が10%を割り込んでいた場合は相場は上昇していただろう」と述べた。
 また出来高が少なく薄商いだったことについて「欧米市場はレンジ取引となっており、下値支持線が試されたものの持ちこたえた。(相場の)変動がいくらかあるが、依然として様子見となっている資金が多い」との見方を示した。
 銀行株が買われた。ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド(RBS)<RBS.L>が5.3%高。この日発表した第3・四半期決算で損失を半分超削減し、不良債権処理に絡む減損損失が安定化の兆しを示しているとした。
 ロイズ・バンキング・グループ<LLOY.L>は2.2%上昇。シティグループが投資判断を「ホールド」から「バイ」に、目標株価を37ペンスから104ペンスにそれぞれ引き上げた。
 バークレイズ<BARC.L>が1.3%高。JPモルガンが目標株価を引き上げた。スタンダード・チャータード<STAN.L>が2.1%、HSBC<HSBA.L>が2.5%それぞれ値を上げた。
 金価格が1オンス=1100ドルを超え過去最高値をつけたことを背景に鉱山株に買いが入った。
 アントファガスタ<ANTO.L>が1.6%高。シティグループが投資判断を「バイ」に引き上げた。リオ・ティント<RIO.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ(ENRC)<ENRC.L>、エクストラータ<XTA.L>、カザキミス<KAZ.L>が0.5―2.0%上昇した。
 前日上昇していた石油株は軟調だった。米雇用統計を受けた需要懸念から原油価格が下落したことも圧迫要因となった。
 BP<BP.L>、BGグループ<BG.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>が0.6―1.6%値を下げた。
 欧州株式市場はは3日続伸。10月米雇用統計の内容が消化されるなか、当初考えられたほど悪い内容ではないとの見方が広がった。銀行株が上昇を主導した。
 FTSEユーロファースト300種指数は2.00ポイント(0.20%)高の992.53。値動きの荒い展開となる中、最大995.78に上昇し、979.69に下落する場面もあった。
 週足では1.7%上昇した。
 DJユーロSTOXX50種指数は0.81ポイント(0.03%)高の2794.25。
 10月の米雇用統計発表後、株価は下落。非農業部門雇用者数は19万人減と市場予想以上に減少。失業率も10.2%と予想以上に悪化し、26年半ぶりの水準に達した。
 ただ、8・9月分の数字が上方修正されたことを受け、労働市場は改善してきているとの見方が広がった。
 BGCパートナーズのストラテジスト、ハワード・ウィールドン氏は「米雇用統計をめぐり一部混乱が広がったが、市場の焦点は8・9月の上方修正に移った」と述べた。
 銀行株がこの日の上昇分の大半を示した。ロイヤル・バンク・スコットランド(RBS)<RBS.L>は5.3%高。第3・四半期決算は、減損損失が縮小するなか、営業赤字が前四半期の半分以下に減少した。
 HSBC<HSBA.L>、BNPパリバ<BNPP.PA>、クレディ・スイス<CSGN.VX>、バークレイズ<BARC.L>は1.3─3.3%高。
 一時下落していた鉱山株も上げに転じた。アングロ・アメリカン<AAL.L>、アントファガスタ<ANTO.L>、ユーラシアン・ナチュラル・リソーシズ<ENRC.L>、リオ・ティント、エクストラータ<XTA.L>は0.8─2%高。
 半面、原油価格が3%下落するなか、エネルギー株に売りが出た。BGグループ<BG.L>、BP<BP.L>、ロイヤル・ダッチ・シェル<RDSa.L>、トタル<TOTF.PA>は0.3─1.6%安。
 <ユーロ圏債券> 長期債が小幅下落。予想以上に悪化した米雇用統計を受けて下落していた株価が持ち直しに転じたことが重しとなった。
 10月の米雇用統計は、失業率が10.2%と26年半ぶりに2ケタ台に突入したほか、非農業部門雇用者数が19万人減となり、市場予想の17万5000人減を上回って減少した。
 投資家の間では、米経済回復の強さに対し一定の懐疑的な見方が広がったものの、非農業部門雇用者数の減少は前月から一段と鈍化したことで、安心感につながったという。
 1635GMT時点で、独連邦債先物12月限は7ティック安、121.00。米雇用統計の発表直後、121.36の高値をつけた。
 雇用統計を受けて下落していた株価がプラス圏に戻すなか、独連邦債は高値から押し戻された。独連邦債2年物利回りは4ベーシスポイント(bp)低下し1.277%。同10年物利回りは1.9bp上昇し3.359%。
 2年債が10年債をアウトパフォームし、利回り格差は209bpに拡大した。前日の清算値では203bpだった。
 景気回復を反映し、ユーロ圏の一部高利回り国債と独連邦債との利回り格差が縮小した。イタリアの固定利付債(BTP)10年物と独連邦債10年物の利回り格差は62.8bpに縮小し、リーマン・ブラザーズが破たんする前の2008年9月初め以来の水準となった。
 アイルランド国債10年物と独連邦債10年物の利回り格差も縮小。139bp近辺と、リーマン破たん前の水準に迫った。
              [東京 7日 ロイター]

最終更新:11月7日(土)5時14分

ロイター

 

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