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来週の東京外国為替市場見通し=クロス円の動向に注目、中国経済指標や豪雇用統計次第で一段高も

11月6日(金)19時30分配信 モーニングスター

 予想レンジ:1ドル=89円00銭-92円00銭
 9日からの週はクロス円の動向に注目。5日はNYダウが前日比200ドル超上昇し、1万ドルを回復するなど投資家のリスク選好が再び強まっている。引き続き米国株式や商品価格が堅調に推移すれば、クロス円のさらなる上昇につながるとみられる。11日には中国の10月経済指標(鉱工業生産、小売売上高、固定資産投資など)、12日には10月豪雇用統計の発表が予定されている。これらの指数が市場予想よりも上ブレすれば、資源国通貨や高金利通貨が強含む可能性がある。

 もっとも、市場では「クロス円の戻り局面では11月末を期末とするヘッジファンドの利益確定売りが出やすい」(大手信託銀行)との指摘が出ており、一本調子での上昇は見込みにくい。「ユーロ・円は135円台で輸出企業のユーロ売りに上値を抑えられそうだ」(同)という。13日には第3四半期(7-9月)ユーロ圏GDP(国内総生産)の発表が予定されている。5日のECB(欧州中銀)理事会後の記者会見ではトリシェECB総裁が「2010年に欧州経済は緩やかなペースで回復すると予想される」と発言し、ユーロ買い要因となった。ただ、第3四半期ユーロ圏GDPが市場予想(前期比プラス0.6%)を下回れば、再びユーロ売りが強まる展開が想定される。

 ドル・円の値動きを左右する要因として、米長期金利動向に注目。足元では10年債利回りがフシ目とみられていた3.5%を再び上回ってきており、さらに上昇すればドル・円の下支え要因になるとみられる。ただ、9日からの週は過去最大規模の米国債入札が予定されている(9日が3年債、10日が10年債、12日が30年債)。入札を無難に乗り切れば、長期金利が再び低下し、ドル売り・円買いが進む可能性がある。ドル・円は2日に付けた89円17銭が下値メドとして意識される。一方、「92円台、93円台には輸出企業のドル売り注文が控えている」(同)といい、上値は重いとみられる。

提供:モーニングスター社

最終更新:11月6日(金)19時30分

モーニングスター

 

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