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注目銘柄ダイジェスト:三洋電機が急落、TOB開始や優先株転換などで需給懸念も

11月5日(木)17時05分配信 フィスコ

現在値
三洋電 157 -4
パナソニク 1,134 -26
国際帝石 703,000 -9,000
日産自 613 -8
ホンダ 2,725 ---
三洋電機<6764>:172円(前日比-44円)
急落。本日からパナソニック<6752>がTOBを開始、TOB価格131円と時価との乖離が大きいが、金融3社が応募契約を結んでおり、TOB成立は確実視されている。中期的には、シナジー効果などによる業容の拡大が期待されるところだが、短期的には、出尽くし感に加えて、GSグループや大和SMBCグループなどが優先株の一部を普通株に転換していることからも、市場売却などによる需給懸念を警戒する動きが優勢となってきているようだ。

国際帝石<1605>:796000円(同+40000円)
強い動きが目立つ。昨日4日に決算を発表、営業利益は前年同期比59%減益の2022億円となり、従来予想の1690億円を大きく上ぶれた。つれて、通期予想も3160億円の従来予想から3880億円にまで上方修正へ。下期の原油市況前提は現水準を大きく下回っており、通期予想には更なる上ぶれ余地が大きいとの見方にも。

日産<7201>:663円(同+2円)
買い先行。昨日上半期の決算を発表、営業損益は948億円の黒字となり、通期予想は1000億円の赤字見通しから1200億円の黒字に上方修正。ホンダ<7267>の好決算発表なども含めて、期待感は高まっていたと見られるが、7-9月期実績値などはアナリスト予想を軒並み上回る水準となっており、ストレートに評価する動きが先行へ。

オリックス<8591>:6520円(同+230円)
買い優勢。昨日発表した上半期の決算を受けて、野村では投資判断を「2」から「1」に格上げ、買い材料につながっている格好。野村では、足元の貸倒引当金残高、償却額の状況から見て、今期の会社計画達成や来期大幅増益の確度が高まったと判断している。目標株価も6100円から9000円にまで引き上げ。

武富士<8564>:488円(同+78円)
買い気配から急伸。シティでは貸金業セクターのレーティングを弱気から中立に変更、同社の投資判断は「3H」から「1S」に2段階格上げしている。目標株価も323円から740円にまで引き上げ。新政権による規制緩和の動きを評価、規制緩和となれば資金調達環境も改善の見通しと。なお、シティではプロミス<8574>やアコム<8572>の投資判断も格上げへ。

電化<4061>:347円(同+23円)
決算発表後は賑わう展開に。上半期営業利益は72.6億円で前年同期比33%減益、従来予想の60億円を上ぶれている。通期予想も170億円の従来予想から200億円にまで上方修正へ。9月11日の上方修正から再増額の形となっており、モメンタムの急速な改善を評価する動きに。電子材料事業での販売数量回復、インフルエンザ関連製品の需要上ブレなどが背景となっているもよう。

ディスコ<6146>:4750円(同+170円)
買い優勢。メリルリンチ(ML)ではグローバルベースでのLED関連レポートをリリースしている。今後、LED関連は理想買いから現実買いの局面を迎えると注目しているようだ。とりわけ、関連銘柄では基板メーカーや装置メーカーが市場拡大のメリットを享受すると考えており、日本では同社やTOWA<6315>に注目としているもようだ。

関東電化<4047>:759円(同+10円)
堅調。三井化学子会社のNF3工場で火災・爆発事故が発生、三井化学<4183>はNF3で世界シェア20-25%を占めると見られている。これにより、半導体メーカーなど供給先への対応として、同社やセントラル硝子<4044>など同業他社による応援出荷の動きが想定されるところ。とりわけ、生産能力が高い同社には、特需発生への期待感が先行している形。

アイシン精機<7259>:2195円(同-140円)
下げ目立つ。特に目立った材料はないが、トヨタ系の主力部品メーカーであるデンソー<6902>が決算発表後にきつい下げとなっており、同社もその動きにさや寄せする状況と観測される。デンソーは10月30日に決算発表、同日の高値から昨日までは8.6%の下落となっている。同日に決算発表した同社だが、同期間では2.1%の下落にとどまっていた。

日本テレビ<9404>:12340円(同+400円)
後場は買い先行。前引け後に業績予想上方修正を発表、買い材料となっている。通期営業利益は従来予想の105億円から150億円に上方修正、継続的な費用削減効果が表面化としている。前日にはフジメディアHD<4676>が下方修正を発表する状況下、セクター内での選別の動きにもつながる格好か。

堀場製<6856>:2220円(同+223円)
急反発。前日に第3四半期の決算を発表、累計営業利益は21.3億円で前年同期比73%減益となったが、通期予想は20億円から28億円に上方修正している。第2四半期決算発表時には下方修正を行っており、モメンタムの急速な悪化が警戒されていたが、一転して安心感につながっている格好。ちなみに、昨日はマッコーリーが新規売り推奨、一段と警戒感も強まる状況となっていた。

住友重機<6302>:418円(同+3円)
続伸。昨日決算を発表、上半期営業利益は前年同期比76%減の82.1億円、従来予想35億円を大きく上ぶれての着地なる。通期予想も従来の140億円から190億円にまで上方修正へ。全てのセグメントで計画を上回り、通期予想に関しても、コンセンサス上ブレながら更なる上積み余地はあるとの見方が多い。
《KS》
株式会社フィスコ

最終更新:11月5日(木)17時20分

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