記者が選ぶ有望企業=大証、唯一の上場証券取引所、新商品で収益底上げ
11月5日(木)8時29分配信 モーニングスター
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大証の最大の特徴は、証券取引所という株式市場の影響が業績に直結する業態ながら、証券会社などよりも業績との連動性が低いこと。黒字を確保していることはもちろん、経済環境が悪化して多くの上場企業が大幅減益となるなかでも09年3月期は比較可能な単体ベースで経常利益6%減にとどめている。10年3月期はすでに期初予想の上方修正を行っており、減益幅が縮小する見込みにある。
この背景には相次ぐ新商品の開発、ヒットによる収益基盤の底上げがある。古くは先物取引に着目して開発した「日経225先物」が日本を代表する株価指数の一つに定着。2006年7月には個人投資家も参加できる「日経225mini」が短期間で取引高を拡大。このほか、近年では「日経225オプション」や、金などユニークな商品を投資対象に据えたETF(上場投資信託)などがヒット。今年7月には取引所外国為替証拠金取引「大証FX」も開始している。
今期からはジャスダック証券取引所子会社化の効果が寄与する。ジャスダック証券取引所は単独運営の中で高コスト体質に苦しんできたが、大証との売買システム共通化で収益力が格段に高まっている。来期以降は連結業績への寄与度を高めてくる見通し。市場統合後は日本の新興市場をけん引する存在にもなっていきそうだ。
提供:モーニングスター社
最終更新:11月5日(木)8時29分
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