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G20、危機に備えた段階的縮小案提示などを討議=カナダ当局者

11月5日(木)8時45分配信 ロイター

 [オタワ 4日 ロイター] 6─7日に英セントアンドリュースで開く20カ国・地域(G20)財務相・中央銀行総裁会議について、カナダの金融当局者は4日、リーマン・ブラザーズのような破たんがこの先も起きた場合に金融崩壊を避けるための方法として、大規模かつシステミック上重要な金融機関のための「生前遺言」的な案が支持を集めている、との見方を示した。
 同当局者はまた、G20財務相が今週末の会合で、世界経済成長のリバランスにむけた計画の第一歩として、各国の来年以降の経済政策を相互評価する具体的な計画について合意する見通しだと述べた。
 今週末の会合に向け、カナダのフレアティ財務相は、大規模な金融機関の「モラルハザード」の可能性を指摘。大規模な金融機関が危機に陥った場合の政府の救済を期待してリスクをとる可能性に言及し、「モラルハザードの回避を確実なものとしたい」と述べた。その上で「大規模な金融機関だけでなく、一部の中小機関についても討議するため、包括的なアプローチをとる必要がある」とした。
 カナダ金融当局者は匿名を条件に、今週末のG20で「大きすぎてつぶせない」とされる金融機関に対処するための一連の提案について討議されるとの見方を示した。
 それには、大規模な金融機関が、生存にかかわる出来事が起きた場合に秩序だった段階的縮小について明らかにする、計画または「遺言」をつくる、という提案も含まれている。その「遺言」は規制当局によって承認されるものとなる。
 さらに、システミック上重要な金融機関に対する課徴金のような制度や一段と厳しい規制上の監督などについても、討議されるだろうと述べた。

最終更新:11月5日(木)8時47分

ロイター

 

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