エルピーダの7─9月期、DRAM価格上昇で8四半期ぶり黒字化
11月5日(木)17時21分配信 ロイター
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DRAM価格上昇と生産効率化の進展が寄与した。
同社は、DRAM価格は変動が激しく、業績予想は困難だとして通期予想を開示していない。トムソン・ロイター・エスティメーツが集計した、過去90日間における主要アナリスト18人の10年3月期営業損益の予測平均値は370億円の赤字となっている。
4─9月期は売上高が前年同期比24.4%減の1684億円、当期損益は516億円の赤字(前年同期は456億円の赤字)。7─9月期は売上高が前年同期比15.6%減の959億円、当期赤字は72億円(同赤字319億円)で、営業損益と同様、4─9月期と比較すると業績の回復傾向を示している。
DRAM価格は7月後半ごろから上昇に転じ、1ギガビット品DDR2の場合、7─9月期の平均スポット価格は前四半期比3割上昇の1.46ドルとなり、足元では2.75ドルに伸びている。東証で会見した白井康雄執行役員は、DRAM市況改善の要因について、「8月から需要が急激に立ち上がり始め、在庫の減少と呼応してDRAMスポット価格の上昇に通じた」などと説明した。
今後の見通しについて白井執行役員は、「この傾向は(米マイクロソフト<MSFT.O>の新基本ソフト)『ウィンドウズ7』発売後のパソコン需要にもよるが、10─12月期にも続くのではないか」と述べた。同社は、2010年のDRAM需要(記憶容量ベース)の年間成長率を50%程度、同供給成長率を40%と予測している。
(ロイター日本語ニュース、浜田健太郎)
最終更新:11月6日(金)5時14分
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