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ニコン4―9月期は営業赤字、デジカメ好調で計画より改善

11月5日(木)16時51分配信 ロイター

 11月5日、ニコンの4―9月期は195億円の営業赤字に。写真は都内の家電店。2月撮影(2009年 ロイター/Yuriko Nakao)
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 11月5日、ニコンの4―9月期は195億円の営業赤字に。写真は都内の家電店。2月撮影(2009年 ロイター/Yuriko Nakao)
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 [東京 5日 ロイター] ニコン<7731.T>が5日発表した2009年4―9月期連結業績は、売上高が前年比24.4%減の3680億円、営業損益が195億円の赤字(前年同期は540億円の黒字)だった。
 半導体用露光装置の廃棄・評価減などが響いて赤字が残ったが、コンパクトデジタルカメラ販売が好調で営業損益は計画より改善。今期のデジカメ販売の台数計画を前年を上回る台数に上方修正した。
 4―9月期のデジタルカメラ販売は、コンパクトタイプが513万台(前年同期が506万台)、一眼レフタイプが166万台(同174万台)で、従来計画のコンパクト500万台、一眼レフの165万台を上回った。デジタルカメラで構成する映像事業の4―9月期の売上高は2753億円(前年同期は3372億円)、営業利益は265億円(同420億円)だった。
 10年3月期のデジカメ販売計画は、コンパクトが従来計画(8月5日公表)の1050万台から1150万台に、一眼レフも従来(同)の345万台から355万台に上方修正した。通期の映像事業の売上高計画は5600億円(前年同期は5965億円)、営業利益は500億円(同400億円)を計画している。8月5日に公表の売上高5100億円、営業利益350億円から上方修正した。
 会見した寺東一郎副社長は、デジカメの価格動向について「もちろん下がってはいるが、大きく下がっていない」と述べた。為替の影響を含めると下落幅が大きくみえるが、価格下落はそれほど大きくはないとの認識を示した。
 デジカメ販売は好調だったが、半導体露光装置の廃棄・評価減が響いて露光装置が中心の精機事業は赤字が継続した。精機事業の4―9月期の売上高は663億円(前年同期は1172億円)、営業損益は440億円の赤字(同122億円の黒字)だった。4―9月期の半導体露光装置(中古機種を除く)の販売数は18台(前年同期は32台)、液晶用露光装置の販売台数は16台(同37台)だった。半導体用が計画通りだったが、液晶用露光装置は計画よりも1台多く販売した。
 10年3月期の精機事業の売上高計画は1400億円(前年同期は2199億円)で据え置いたが、営業損益は580億円の赤字(同80億円の黒字)に修正。従来の営業損益計画は590億円の赤字だった。10年3月期の半導体用露光装置の販売計画は33台(前年同期は61台)、液晶用露光装置44台(同65台)とした。従来計画は半導体用が36台、液晶用が41台だった。
 寺東副社長によると、液晶パネル市況は、パネルメーカーの設備投資の活発化で回復基調に転じることが見込まれるが、半導体市況については、依然として厳しい事業環境を想定しているという。
 2010年3月期の連結業績は、売上高は7600億円(前年同期は7600億円)、営業損益は180億円の赤字(同481億円の黒字)、当期純損益は210億円の赤字(同280億円の黒字)とした。10月29日に公表した下方修正の数字を据え置いた。下期の為替レートの前提は1ドル90円、1ユーロ130円。
 (ロイター日本語ニュース 村井 令二)

最終更新:11月7日(土)23時40分

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