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トヨタが10年3月期営業赤字予想を半減、プリウスなど好調で

11月5日(木)16時28分配信 ロイター

 11月5日、トヨタが2010年3月期の営業赤字予想を従来比半減。写真は都内のショールーム。8月撮影(2009年 ロイター/Toru Hanai)
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 11月5日、トヨタが2010年3月期の営業赤字予想を従来比半減。写真は都内のショールーム。8月撮影(2009年 ロイター/Toru Hanai)
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 [東京 5日 ロイター] トヨタ自動車<7203.T>は5日、2010年3月期の連結営業損益が従来予想の7500億円の赤字から3500億円の赤字に縮小する見通しだと発表した。
 国内でエコカー減税や新車購入補助金により新型プリウスの販売が好調だったほか、各国の支援策や金融事業の好調が寄与した。前年同期は4610億円の赤字だった。トムソン・ロイター・エスティメーツによる主要アナリスト17人の予測平均値は2438億円の赤字となっている。
 10年3月期の業績予想は、売上高が従来の16兆8000億円から18兆円に7.1%上方修正。当期損益は従来の4500億円の赤字から2000億円の赤字に半減する見通し。
 10年3月期の世界販売台数計画は従来予想の660万台から703万台に上方修正した。為替見通しをドル/円92円から93円に変更した。ユーロ/円は131円から132円に変更した。
 会社側は、通期予想の引き上げ理由として、販売台数増で2500億円(うち1100億円が金融事業)、原価低減で800億円、固定費削減で200億円の効果を見込んでいるとしている。
 2009年4―9月連結営業損益は1368億円の赤字となった。前年同期は5820億
円の黒字だった。販売台数が前年同期比26.4%減の313万台に落ち込んだ。台数減で9100億円、為替変動で3200億円の減益となり、原価改善(2100億円)や固定費削減(3900億円)による増益効果でカバーできなかった。
 販売事業者への貸し倒れ減少で金融事業の営業利益が1075億円と前年同期比3倍近く増えたのが下支えしたものの、中国の持分対象企業の減益などで持分法投資損益が555億円の赤字に転落したのも響いた。
 会見した一丸陽一郎副社長は5日の2009年4─9月期決算会見の場で、2010年3月期予想が赤字にとどまる理由について、「(09年)7─9月は金融事業が貢献し黒字化したが、下期は為替など響き赤字になる」と説明した。
 またF1撤退や住宅事業再編、証券事業の譲渡などグループの事業の見直しを急ピッチでう進めている理由について「本業の車作りにリソース(経営資源)を集中し、さまざまな課題に取り組んでいくため」と述べた。
 主要市場である米国の自動車市場は「09年(暦年)は1000万台プラスアルファぐらいとみている」としており、急速な実需の回復には時間がかかるとの見方を示した。
 (ロイターニュース 竹本 能文記者)

最終更新:11月13日(金)9時52分

ロイター

 

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