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注目銘柄ダイジェスト:NY金市況の史上最高値更新を受けて金関連が上昇

11月4日(水)17時01分配信 フィスコ

現在値
住友鉱 1,378 -92
松田産 1,482 -40
アサヒHD 1,426 -60
日産自 605 -29
ホンダ 2,660 -105
住友鉱<5713>:1476円(前日比+37円)
金市況の上昇が買い手掛かり材料となり、終日堅調推移となった。インド中銀のIMF金購入を好感、NY金先物相場は2.9%高で通常取引を終えた後、時間外取引でも一段高となり、史上最高値を更新している。松田産業<7456>、アサヒHD<5857>など他の金関連株も総じて高い。

日産<7201>:661円(同+11円)
堅調。ルノー向けに電気自動車用電池を量産するとの報道、10月の米国自動車販売が相対的に堅調だったことなどを評価の動きとなった。また、本日は決算発表予定だが、第1四半期決算では、ホンダ<7267>とともにポジティブサプライズの代表格だっただけに、期待感も先行する状況か。強気の予想で目立つのはメリルであるが、7-9月期営業利益は800億円の予想、会社側通期予想は、中間決算時として8年ぶりに上方修正する公算としている。なお、同社は本日引け後に2010年3月期業績予想の上方修正を発表。営業損益を1000億円の赤字から1200億円の黒字に修正、世界販売台数も308万台から330万台に修正。下期の想定レートはホンダと同じく1ドル=85円に変更している。

ファーストリテイリング<9983>:15790円(同+670円)
朝方は出尽くし感も強まり、小幅な上昇にとどまっていたが、徐々に上げ幅を広げる展開に。一昨日に10月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比で35.7%増、サプライズとなった9月の同31.6%増を更に上回る伸び率となった。UBS、メリルリンチ(ML)、ゴールドマン・サックス(GS)、野村など目標株価の引き上げも相次ぐ状況に。

日本橋梁<5912>:223円(同+50円)
ストップ高。崩落寸前の状態に陥った道路橋が全国で121基あることがわかったと一部で報じられており、橋梁メーカー各社の思惑材料につながる形。今後、橋梁補修工事などは公共工事の重点分野になっていくとの見方が先行する。サクラダ<5917>やピーエス三菱<1871>、宮地エンジ<3431>なども賑わう格好に。

日本製鋼所<5631>:1096円(同+100円)
ストップ高。一昨日に上半期の決算を発表している。営業利益は181億円で前年同期比4.1%増益、従来計画の144億円を上ぶれて着地、一転して増益決算となった。通期予想も従来の280億円から300億円に増額修正。野村では、投資判断を「2」から「1」に格上げで、目標株価も1320円に引き上げている。来期以降の業績拡大確度が高まってきており、投資魅力が高まったとの評価。

アイフル<8515>:137円(同-19円)
急反落。貸金業規制の緩和検討報道を受け、一昨日は他のノンバンク株同様に人気化したが、本日はアコム<8572>やプロミス<8574>が続伸する一方、同社はさえない動きとなっている。金融相による施行延期は想定していないとのコメントが伝わっているほか、過払金請求の動向には変化が起きないとみられ、依然として消費者金融各社の先行き懸念は拭いきれない状況との見方。買い戻し圧力の強弱によって、銘柄間で明暗分かれる動きとなってきている。

フジクラ<5803>:454円(同+23円)
急伸。上半期営業利益は前年同期比2割減の91.5億円、従来計画30億円を大きく上回る着地となっている。つれて、通期予想は30億円の従来予想から140億円にまで上方修正。コスト削減効果が予想以上に表面化したことが主因のもようであり、アナリスト予想などコンセンサスも大幅に上回る水準へ。

東京エレクトロン<8035>:4850円(同-260円)
さえない。米国半導体株の下落などが売り材料視されている。モルガン・スタンレー(MS)が米国半導体業界の投資判断を3段階中最上位から最下位にまで引き下げ、個別では、米インテルを「オーバーウエート」から「イコールウエート」に格下げしている。国内ハイテク株の出尽くし感を一段と強めることにもつながっているようだ。

フォスター電機<6794>:2505円(同+170円)
大幅高。一昨日に上半期の決算を発表している。営業利益は44.3億円で前年同期比62%増益、通期予想は35億円の従来予想から78億円にまで増額修正している。期初予想との比較では、上半期実績は31億円強の上ぶれ、通期予想はそれ以上となる43億円の上方修正となっている。みずほでは、スピーカーのより本質的な業績改善施策も注目として、目標株価を4700円にまで引き上げている。

あさひ<3333>:1578円(同-102円)
さえない。一昨日に10月の月次動向を発表、既存店売上高は前年同月比2.8%減となり、2ヶ月ぶりのマイナスに転じている。比較的、小売業界の勝ち組として評価が高く、バリュエーションに割安感が乏しい状況のため、モメンタムの鈍化が警戒される場面では敏感に反応する状況となっている。

堀場製<6856>:1997円(同-223円)
朝方から軟調な動きが目立つ。マッコーリーが投資判断「アンダーパフォーム」で新規カバレッジを開始、売り材料となっている。目標株価は1850円としているもよう。マッコーリーでは、自動車計測機器部門の構造的な問題、大型血液検査における高い障壁から見て、急速な業績回復は難しいと判断しているようだ。

メガネトップ<7541>:1351円(同-181円)
大幅安。一昨日に10月の月次動向を発表している。既存店売上高は前年同月比で7.6%減、2ヶ月連続でのマイナス成長となっている。先月も、既存店売上が8ヶ月ぶりのマイナスに転落したことでネガティブサプライズを誘ったが、減少幅は一段と広がる格好となり、小売業界勝ち組としての位置づけ低下を懸念する動きに。
《KS》
株式会社フィスコ

最終更新:11月4日(水)17時26分

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